ヘルシータウンジョイ薬局ブログ
2018/05/13
「免疫疾患と漢方治療」の勉強会に参加してきました。
本日は、中医学研究会の勉強会に参加してきました。テーマは、「免疫疾患と漢方治療」。免疫疾患としては、アトピー性皮膚炎、喘息、花粉症、膠原病が取り上げられました。これらの免疫疾患に対して、西洋医学では、発生している症状を抑え込む「対症療法」に重点を置きます。例えば、アトピー性皮膚炎であれば、かゆみや湿疹を抑えるために、作用の強いステロイドを塗ったり、内服することで症状を消そうとします。でも、それでは症状を抑えつけただけなので、一時的に症状が治まったとしても、根本的な解決にはなっていません。その点、中医学では、あらゆる免疫疾患は、「内因(アレルギー体質)があるから発症する」と考え、根本の原因を重視して治療をしていきます。体の中のどこが弱っているのかを明らかにして、漢方薬によって弱った部分を補っていける。その結果、病気が根本から治っていく。これが、中医学のとても素晴らしいところだと思います。一時的な対症療法に行き詰っていたら、是非、ご相談ください。
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