ヘルシータウンジョイ薬局ブログ
2019/12/15
「広島中医薬研究会」の定例勉強会に参加してきました。
「動物性生薬の応用」についての定例勉強会に参加してきました。講師は秋本佳媛先生です。病院で使われている漢方薬は植物のみから構成されたものがほとんどですが、中成薬には動物性生薬が使われている処方が多く存在しています。動物性生薬の特徴として、滋養強壮の効果が強く、特に“腎精”を補う効果に優れていることが挙げられます。腎精とは生命の素となるエネルギーのことで、不足により骨、歯、髪、脳の老化、性欲の低下を招きます。動物性生薬の代表的なものは、鹿茸(満州ジカの雄の幼角)、牛黄(牛の胆石)、海狗腎(オットセイの生殖器)、亀板(クサガメの甲羅)、鼈甲(すっぽんの甲羅)、紫荷車(豚の胎盤)などがあります。あまり知られていないものに、阿膠(ロバの皮)、食用蟻、水蛭(ヒル)、蛤介(ヤモリ)、哈士蟆(カエルの輸卵管)、白僵蚕(カイコの幼虫)などもあります。本日の講義では、これらの動物生薬を含有する中成薬の使い方、症例などを聞くことができました。定例会の後には、広島中医薬研究会の忘年会に参加しておいしいお酒をたくさんいただきました。