3/26、27双樹クリニックさんからのご依頼で、患者さん向けに「便秘症と治療薬」についての講座を行いました。透析患者さんは、便秘の有病率が50％と非常に高くなっており（一般的には10～15％）、日常生活における大きなストレスの原因になっています。今回は、短い時間でしたが、便秘のメカニズムから日常生活でできる対策、最近の治療薬について解説しました。特に治療薬については、この数年の間に使用できる種類が大幅に増え、耐性の問題がある刺激性下剤に頼らない治療が可能となってきています。なお、市販の便秘薬でも、漢方をうまく活用することで上手に対応することができます。頑固な便秘でお悩みの方は是非ご相談ください。